◆日薬ニュース 号外−20
日薬ニュース 号外が出されましたのでお知らせいたします。
日薬ニュース 号外 平成12年9月29日(金) 「抗てんかん剤 アレビアチン細粒、アレビアチン10倍散」の処方・調剤に際してのお願い 謹啓 時下、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
両製剤のフェニトイン含有量には、上記のように約10倍の開きがあります。 主成分であるフェニトインは、投与量と血漿中濃度が比例せず、その関係はミカエリス−メンテン式で近似され、投与量を増やしていくとある点からわずかな増量でも急激に血漿中濃度の上昇がみられることが知られています。また、フェニトインは有効域と中毒域が近接していることから、患者さんに応じた適量投与の必要性が高い薬剤の一つであります。 平素からアレビアチンをご愛顧いただいている先生におかれましては、大変恐縮に存じますが、過量投薬等のリスクを避ける意味で、両製剤のフェニトイン含有量の差を十分ご留意いただき、ご処方・ご調剤賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 なお、“細粒”は高用量投与や各医療施設での2倍散、5倍散等の任意濃度の予製剤を調製する際の便を考慮して、一方、“10倍散”は、10倍散に予製して投薬されている医療施設が多くその便を考慮して、販売させていただいております。 先生には多大なるお手数をお掛けいたしますが、何卒、ご理解ご高配を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。 敬白 【問い合わせ先】
上記通知文書は県薬ホームページにも掲載しています。ご覧下さい。 |