◆日薬ニュース第23号
日薬ニュース 第23号が出されましたのでお知らせいたします。

日薬ニュース

第23号    平成12年9月18日(月)
発行:社団法人 日本薬剤師会(広報課)
Tel:03-3406-1171 Fax:03-3406-1499
http://www.nichiyaku.or.jp/

総送信部数:約36,500部


お知らせ

学術大会への登録をお早めに!

  第33回日本薬剤師会学術大会が10月21日(土)、22日(日)の日程
で大阪・中之島の大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で開催されます。開会式をはじめテーマ別分科会プログラム及び宿泊・交通等の手配の詳細については日薬誌9月号に掲載しております。

 同10月号でランチョンセミナーやサテライトシンポジウムも入れた最終プログラムをご案内します。大会参加の予約登録の締切も9月20日に迫っています。参加予約申込(郵便振替用紙)を日薬誌7月号〜9月号の巻末に綴込んでいますのでお早めに参加予約登録の手続きをお済ませ下さい。また21日の夜には国際会議場隣のリーガロイヤルホテルで懇親会が開催されます。

 大阪府薬剤師会大会実行委員会では現在、懇親会会場内の一角を使用して大学同窓会のテーブルを用意することを検討していますので、ご希望がありましたらその旨実行委員会(06-6947-5481)までご一報下さい。

 さて本年8月、ウィーンで開催された第60回国際薬剤師・薬学連合(FIP)会議では改めて、「薬物療法における医師と薬剤師会の業務上の関係に関する声明」が、また「薬剤師教育に関する声明」も併せて採択されました。そこで、今大会では2000年記念特別シンポジウムにキールガストFIP会長をお招きしています。基調講演やシンポの中でその意義や背景が説明される予定です。今世紀最後の学術大会です。多数の参加を大阪・堂島川のほとりでお待ちしております。大阪名物の本場ならではのたこ焼きもご賞味下さい。

平成13年度実務研修薬剤師募集について

  (財)日本薬剤師研修センターでは、平成9年より薬剤師が専門職としてふさわしい資質の向上を図ることを目的とした厚生省薬剤師実務研修事業を行っています。具体的には、実地医療の中で、専門的知識・技能を磨き、薬剤師の心構えや医療への応用力・判断力を養い、医療チームの一員として活躍できる薬剤師の養成を目標としています。

 募集対象は原則として薬剤師免許を取得している35歳迄の方で、4月から12ヶ月を通して研修生として研修できる方を対象にしております。

 研修方法は、Aコース(病院10ヶ月+薬局2ヶ月)、Bコース(薬局10
ヶ月+病院2ヶ月)の2つのコースがあります。研修は、当センターに登録された全国の研修受入施設(8月現在・病院122施設、薬局164施設)で行います。各施設では指導薬剤師がそれぞれ得意とする分野を責任を持って指導する仕組みになっております。研修施設での研修費は国費で賄いますが、生活費等は本人負担です。

 平成13年度の募集を、この9月1日より開始しました。募集人員は約130名です。応募総数の中から、当センターで第1次選考、受入施設で第2次選考を行い決定します。ふるってご応募下さい。応募に関しては、当センター(03-5251-9953 担当:水村)へお問い合せ下さい。ホームページ
http://www.jpec.or.jp/ )、FAXサービス( 03-3592-1666 )でも案内
しております。 

  


最近のニュース

疑義照会状況調査、11月に実施

  日薬では本年11月の1ヶ月間、全国1000カ所以上の薬局の協力を得て疑義照会状況調査を実施する。同調査は、薬局の薬剤師が処方医に対して行った疑義照会の内容や頻度、疑義が発見された経緯、照会後の薬剤師の対応等を調査・分析するもの。前回(平成10年度)の調査では、全処方せんの2.1%に何らかの疑義があり、疑義照会によりその3分の2の処方せんについて記載内容の変更が行われたことが明らかになった(日薬誌平成11年12月号参照)。疑義を発見する上での薬歴や医薬分業の有用性を証明する調査として対外的にも注目されている。参加を希望する薬局は所属の都道府県薬剤師会までお問合わせを。

 

第60回国際薬剤師・薬学会議開催される

  第60回国際薬剤師・薬学会議(FIP)が、去る8月26〜31日の6日
間、オーストリア・ウィーンで開催された。今回のメインテーマは“Pharmacy
in the 21st century : The Way Forward”。会議には70カ国より2660名の薬剤師が参加、日本からも89名が出席した。同会議は世界中の薬剤師や薬学者がシンポジウムや口頭発表等を行う場であるが、同時に各国薬剤師会等の団体が薬局や薬剤師を巡る環境について意見を交換する場でもある。今回の会期中には、「薬学教育の実践(Good Pharmacy Education Practice)に関する政策声明」、「薬物療法における医師と薬剤師の職分に関するFIP声明」を含む4つの声明が採択されたほか、インターネットを利用して処方せん調剤を行うE-Pharmacyについて欧米間で激しい討論がなされた(日薬誌11月号掲載)。来年はシンガポールで開催される。また、本年10月27〜29日にはアジア薬剤師会の大会もシドニーで開催される。問合せは日薬国際係(03-3406-1171)まで。

 

毎日新聞等で薬局・薬剤師業務を紹介

  日薬では、9月5日・12日・19日・26日の毎週火曜日、毎日新聞全国
版に「知ってほしい、薬局の仕事」をテーマに、薬局・薬剤師業務を紹介するPR広告を4回シリーズで連載している。また、9月27日にはNHK「きょ
うの健康」(教育テレビ.午後7時10分〜25分)に堀美智子常務理事が出演し、高齢者と薬についての解説を行う。

日薬通知一覧(主なもの)

 ・「薬と健康の週間」における全国統一事業の実施について(8/4)
[No.0120]
 ※日薬FAXBOXで閲覧できます。

日薬FAXBOX電話番号:03-3406-1988 総合メニュー0000#