日薬ニュース
第21号 平成12年7月17日(月)
発行:社団法人 日本薬剤師会(広報課)
Tel:03-3406-1171 Fax:03-3406-1499
http://www.nichiyaku.or.jp/
総送信部数:約36,300部
お知らせ
薬剤イベントモニタリング(DEM)への報告を!
日薬では昨年11月からDEMを推進中です。DEMは医薬品を使用した際に発生した副作用に関連すると思われる症状など(イベント)を、薬局から日薬に向けて自発的に報告していただくものです。これまでに100例近くの報告がありましたが、副作用のシグナルを発見するためにはより多くの報告が必要です。
DEMは医薬分業の役割の一つとして、医薬品安全対策に貢献することを目的としています。一人でも多くの会員が報告を寄せられるよう、お願い致します。
報告用紙及び詳細な説明は、日薬医薬品情報(日本薬剤師会雑誌 付録)
Vol 52, No.3, 2000年3月号参照して下さい。
本会ホームページにも掲載しております。
http://www.nichiyaku.or.jp/member/dem/dem.html
最近のニュース
薬歴管理・指導業務ガイドラインを都道府県薬剤師会に通知
本会では、平成12年度調剤報酬改定において薬剤服用歴管理・指導料、薬剤情報提供料1及び2、長期投薬特別指導料等が新設されたことに伴い、薬歴業務を中心とした指針(ガイドライン)を作成し、都道府県薬剤師会あて通知した(平12.6.27.日薬業発第79号)。本指針では、薬歴管理指導業務の参考となるよう、各点数項目毎の考え方、主な業務内容、その他注意すべき事項等について、できるだけ理解を深めることができるようまとめている。
※当該指針については、日薬FAXBOX(No.0107〜0110)または日薬ホームページ会員向けページ(アドレスは上段参照、ユーザー名、パスワードは日薬誌別冊表紙裏参照)でも入手可能。また、日薬誌8月号にも掲載予定なので参照されたい。
一般紙に分業PR広告掲載薬局業務を紹介し有用性をアピール
本会では、薬剤師職能や医薬分業に対する国民向け広報活動の一環として、例年、一般紙にPR広告を掲載しているが、今年も、8月9日付朝日新聞に「処方せんを持って行くと、かかりつけ薬局では何をしてくれるの?」を主題とした広告を掲載することとした。処方せんを受け付けてから薬剤の交付・説明までに薬剤師がどのような業務を行っているかを国民・患者にわかり易く紹介し、かかりつけ薬局における薬剤師業務の有用性をアピールする。(日薬誌8月号で紹介)
尚、本会では今回の朝日新聞に続き、9、10月にも他の媒体を用いたPRを行う予定。PRの日時、方法等については詳細が決定次第、順次日薬ニュースか日薬誌で紹介する。
調剤報酬のフロッピー等による請求システム平成13年度より本稼働へ
これまで厚生省を中心として、審査支払機関、レセプトソフトメーカ、そして本会により検討を進めてきた調剤レセプト電算処理システムについて、平成13年度より本稼動となることが決まり、その具体的な実施スケジュールが明らかになった。
本システムは、調剤報酬明細書(調剤レセプト)による請求を、現行の紙媒体による方式から、フロッピーディスクや光磁気ディスク等の電子媒体による電算処理方式とし、審査支払機関及び保険薬局の事務処理の効率化を図ることを目的としている。現時点では、本システムの各仕様(記録条件、標準、調剤行為マスタ)がほぼ確定、メーカに対して公表され、支払基金、国保中央会や各メーカにおいてプログラム作成・システム開発が行われている状況である。
今後は、平成12年9月から接続・確認試験、同12月からモデル実施(対象地域、実施保険薬局については未定。今後検討)となり、平成13年度からシステムが本稼動となる予定。なお、本システムへの参加については、希望する保険薬局が書類申請により自由に参加できる「自由参加方式」とする方向で検討されている。
衆議院選挙、肥田、三井氏当選
第42回衆議院議員選挙は6月25日の投票日をもって終了した。4年ぶりに行われる衆議院選挙に対して、日本薬剤師連盟では早くから各小選挙区ごとの地区方式をもって対応してきた。
薬剤師の立候補者6名のうち、現職の肥田美代子氏は近畿比例で再選され、新人の三井わきお氏は前回北海道3区より出馬し次点となったが、今回は北海道比例で当選を果たした。
肥田美代子 近畿比例 民主党 再
三井 辨雄 北海道比例 民主党 新
しかし残念ながら、現職の大野由利子(東京20区)、松本純(神奈川1区)の両氏、新人の森田修(群馬2区)、小西惠一郎(近畿比例・大阪)の両氏はいずれも敗れるという結果となり、捲土重来を期することとなった。
日薬通知一覧(主なもの)
今回より、日薬から各都道府県薬剤師会宛通知した主な文書(標題のみ)をご紹介することと致しました。
( ) は日薬発信日。 [ ] は日薬FAXBOX番号。
・卸売一般販売業の管理薬剤師の兼務について (5/17) [No.0111]
・「地域保健対策の推進に関する基本的な指針」の一部改正について (6/20)
[No.0112]
・「薬剤服用歴管理・指導料」等について(指針)(6/27) [No.0107〜0110]
・更生医療を担当する薬局の指定について(7/4) [No.0113] |
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03-3812-0719 |
日薬FAXBOX電話番号:03-3406-1988 総合メニュー0000#
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