◆日薬ニュース                
日薬ニュース 第11号が出されましたのでお知らせいたします。
======================================================================
日薬ニュース
第11号      平成11年9月16日(木)
発行:社団法人 日本薬剤師会(広報課)
Tel:03-3406-1171 Fax:03-3406-1499
http://www.nichiyaku.or.jp/
======================================================================
                 お知らせ
 
◎第32回日本薬剤師会学術大会のご案内
 
 日本薬剤師会の第32回学術大会が、本年11月13日(土)、14日(日)
の両日、愛知県の名古屋国際会議場において開催されます。日薬学術大会は薬
局、病院・診療所、製薬企業、卸、行政等あらゆる分野に従事する薬剤師が一堂
に会する唯一の全国大会であり薬剤師職能について会員研究発表を中心に、シン
ポ、パネル、講演を通じて活発な意見発表や議論が展開されます。会員なら誰で
も参加できます。
 今回の愛知大会では、第一日目の12時20分より愛知県薬剤師会と製薬企業
の共催によるランチョンセミナーが6会場においてそれぞれ開催されます。さら
に、第二日目の午後1時よりサテライトシンポジウムが3会場において開催され
ます。なお、第一日目のランチョンセミナーでは昼食を用意しております。奮っ
てご参加いただきますようお願い申し上げます。   
 また、第一日目の午後6時から開催される懇親会では、同窓の方々が旧交を温
める場として各薬科大学・薬学部毎のテーブルを設け、同窓会も兼ねた合同懇親
会方式で開催する方向で準備を進めております。詳細につきましては日薬誌9月
号111頁から133頁でご紹介しております。事前申し込みの締切りも10月
22日と迫って参りました。会員各位のご参加を心よりお待ち申し上げておりま
す。
 
◎「声かけ運動」へ参加を!
 
 本年度も、10月17日〜23日の1週間「薬と健康の週間」が実施されます。
この週間は薬の正しい使い方や薬剤師の役割を広く国民に知っていただくことな
どを目的に行われているものですが、本会では本年度の「薬と健康の週間」にお
いて、全国統一キャンペーンとして薬局における「声かけ運動」を実施する予定
です。患者や地域住民が相談しやすいように薬剤師から一声かけ、各薬局におけ
る相談件数や内容を記録すると共に、それらを都道府県薬を通じて報告いただき、
日薬で統計的に集計・評価し、医薬分業や薬剤師職能を対外的にPRする広報資
料を作成したいと考えています。全薬局がこの「声かけ運動」にご協力いただく
ようお願いいたします。
 なお、声かけ運動のためのステッカー及びポスターを10月上旬に配付する予
定です。事業の詳細については日薬誌10月号医薬分業対策本部だよりをご参照
ください。
 

                   最近のニュース
 
◎薬局等勤務薬剤師の介護支援専門員等との兼務について通知
 
 厚生省医薬安全局は、介護保険制度の実施に伴い、薬局又は一般販売業の店舗
に勤務する薬剤師が介護支援専門員等を兼務する場合の取扱いについて、9月8
日付で各都道府県に通知した。今回の通知では、 (1)薬局の管理者が指定居宅介
護支援事業の管理者又は介護支援専門員を兼務することは、薬事法第8条第3項
において禁止されるものではないこと、(2)薬局等勤務薬剤師が当該薬局において、
指定居宅介護支援事業の管理者又は介護支援専門員の業務を併せて行う場合にあ
っては、薬剤師業務の遂行に支障を生じない範囲で行わなければならないこと、
(3)薬局等勤務薬剤師が介護認定の調査等を行うために当該薬局を離れる場合等に
おいて、薬局に薬剤師が不在となる時間が生じることのないよう、必要な薬剤師
の配置等の措置を講ずること−の3点を明記、その適正な運用を図るとともに、
関係者への周知方を要請している(通知文については、日薬誌10月号告知欄に
掲載予定)。
 
◎入手困難な小包装品などについて情報を
 
 卸の零売(小分け販売)する場合の記載事項の省略が7月末に認められて以来、
零売をはじめる卸業者が増えているが、本会では9月8日、日薬連・卸連の両団
体と卸の零売を含めた地域の医薬品供給体制に係る問題点について意見交換を行
った。その中で、両団体より「入手困難な小包装品や100錠以下の包装が必要
と考えられる品目、規格の統一や整理が望まれる併売品など、薬局側の要望があ
れば教えてほしい」との意見が述べられた。面分業の推進により、薬局には少量
多品目の在庫が必要となっており、本会では両団体と今後継続的に意見交換を行
う中で、薬局の備蓄負担が軽減されるような対策を協議していきたいと考えてい
る。入手困難な小包装品の事例、規格の整理・統一が望まれる品目など、現場の
立場からの具体的な事例があれば、日薬までファックスまたは郵送で情報をお寄
せいただきたい。
(日薬職能対策課:FAX:03−3406−1499)
 
◎NHK「きょうの健康」の放映について
 
 今月23日午後7時45分〜8時、NHK「きょうの健康」で「高齢者の日常
生活 (4)薬とのつき合い方」が放映される(教育テレビ)。出演は堀美智子日薬
常務理事。再放送は30日午後1時45分〜2時。毎日新聞では薬剤師職能につ
いてのPR記事を連載中(9月7・14・21・28日)。
 
◎脳代謝改善薬に係る再評価結果について
 
詳細情報は日薬FAXBOX No.0060〜0062を参照下さい。
 
========================================================================
(広告)
医薬品による有害作用防止の実践的マニュアル
高齢者ケア薬剤管理マニュアル ―ADLと薬剤―
監修 上田慶二(東京都多摩老人医療センター名誉病院長)
編著 (社)日本薬剤師会  発行 薬事日報社 
B5判/488頁(2色刷) CD-ROM付 日薬会員価格4,935円(税込) 
========================================================================
日薬FAXBOX電話番号:03-3406-1988 総合メニュー0000#
 
本会ホームページにも掲載しております。
http://www.nichiyaku.or.jp/member/n990916.html
======================================================================
発行:社団法人 日本薬剤師会  中央薬事情報センター
〒150-8389 東京都渋谷区渋谷2-12-15 長井記念館4階
http://www.nichiyaku.or.jp/
e-mail:di@nichiyaku.or.jp
tel:03-3406-9139  fax:03-3406-1388